アイノウ

WORDS

アイノウ

いつも語りかけるのは思い出のあなた
素敵な笑顔が未だ消えなくて
何度憎もうとしただろう数え切れない程
そうして救われると思ったのかな

向き合う事だけが 愛の形と呼ぶのなら
声も届かないこの気持ちは きっと悲しいだけでしょう

これを『恋』と呼ぶでしょうか
これを『愛』と呼ぶでしょうか
あなたは今日も何食わぬ顔
わたしは今日も震えている

季節は流れていっても 変わらないどうしよう
何をして紛らわす わからないのよ

ため息がまた一つ 冷たい夜を染める
『見苦しいよ』って笑い飛ばしてみせて
変わりはしないけど

これを恋と呼ぶでしょうか
これを愛と呼ぶでしょうか
未だに貴方思う私は 月夜に詠う犬のようよ

伝えたくて眠れぬ夜は 伝えたくて涙で濡れる 無理だとわかっていても 伝えたくて
あなたを想う私がいる
冷たい雨が打ちつけても
あなた想えば生きていける
これを愛と呼ばずにいられない

サヨナラ私の恋した人 サヨナラ私の愛した人
向き合わなくとも 私は想う

これこそ愛と呼ぶのでしょう