WORDS
はじめの一歩
今日も電車は僕を決まった街の中
まるでお荷物 往復をして運んでいく
若干、遅刻な僕は時計をチラチラと
ドアが開けば ただ人ごみを猛ダッシュ
マニュアル通り 頭を下げている毎日
タイムカードが僕を細かく刻んでいく
「何やってんだろうな」つぶやいたその後は
「仕事は仕事」声高に叫んでみたけど
車窓に映る疲れた顔はなぜだかちょっとやつれている
「なりたい自分」「夢見た自分」
こんなトコに居てもいいのかな
こんな僕でも愛すべきかい 描いた姿とだいぶ違っても
どんな僕でも愛してみよう そこから全てが始まるような
止めない 逃げない いつだって それこそはじめの一歩
彼女と見てた映画の中では主人公(ヒーロー)が
「諦めるな最後までは」と叫んでいた
「カッコいいわ」はしゃぎながら君が言った
「カッコいいね」笑いながら僕も言った
そりゃそうだけど 今の自分は子供の頃に夢見たような
大人じゃないと分かってはいても そんな事は君にいえないまま
こんな僕でも愛してくれる 君のその笑顔を見つめていると
どんな僕でも愛してみよう そこから全てが始まるような
今の僕が僕なのさ それこそはじめの一歩
こんな僕でも愛さなくちゃ 時間は過ぎていく どうやって足掻いても
どんな僕でも愛してみよう そこから全てが始まるはずさ
止めない 逃げない いつだって 今こそはじめの一歩
one two three
one two three
one two three…
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