涙の虹

WORDS

涙の虹

通いなれた道も今じゃ一人歩くだけで
『こんなに長かった』なんて今更気づいて
帰り道を急ぐ僕にそっと語りかける
春の風は君の代わりになるはずもない

街の色がオレンジに染まる頃 今も僕は君を思い出したりする

いつだって そう いつだって君が傍にいてくれたから
笑えていたんだ 今更気付いた
『さようなら』を越えて涙で虹をかけよう
新しい僕等 笑顔で巡り会えるように

馴れ合いは増えていって 冷たいキスは重なって
不満ばかりをただ探して うんざりになった
都合のいいものさ 離れれば離れるだけ
優しかったあの温もりは消えるはずもない

君がくれた思い出は数知れず 今も僕の両手いっぱい溢れている

いつまでも そう いつまでも君が傍にいてくれたなら
笑えていたかな 今ふと思った
『ありがとう』で染まる涙で花を咲かそう
春風に乗ってこのメロディーよ君に届け

時計の針を戻せたら 聞きたいことがひとつあるよ
『僕等の選択は間違っていたかな』 答えは風の中

いつだって そう いつだって君が傍にいてくれたなら
笑えているだろう それでも僕等は
『さようなら』を越えて涙で虹をかけよう
新しい僕等 笑顔で巡り会えるさ 遠く離れても 笑顔で巡り会えるように

涙の虹をかけよう

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