Priceless life from second world

WORDS

Priceless life

逃げたいなら 逃げればいいじゃん
まだやれるなら 頑張ればいいじゃん
それだけのこと それだけのこと

見たくないなら 無視すればいいじゃん
ほっとけないなら 叫べばいいじゃん
繰り返すこと ただ 繰り返すこと

順風満帆な日々が 退屈な毎日が
何にも勝る幸せな日々 価値ある時
分かち合える力を僕等は持っているのだから
君に捧ごう とりあえずはそこから

「カプセル壊すな!」僕のアイツの
見知らぬ人の声が聞こえる
「どうして私だけ?」勘違いの自己中病

僕もこうして生きてきたから 愛することに不器用なんだ
気づかせてくれ 今、君が触れてくれ

戦火を交えた日々が 消えないあの記憶が
僕らに残した「愛の持続」は引き継がれて
今、目の前にいる君をどうやって愛そうか
考えていこう とりあえずはそこから

「趣味が合うから好きだ」「いつでも傍にいてね」
「飽きたら捨てちゃう」「元カレは消す、携帯のメモリーから」
そんなもんかい僕らの繋がりは そんなもんかい僕らの放つ熱は
悲しい 変えたい 悲しい 変えたい 悲しい

Priceless life Priceless life

順風満帆な日々が 退屈な毎日が
何にも勝る幸せな日々 価値ある時
分かち合える力を僕等は持っているのだから
君に捧ごう とりあえずはそこから
君に捧ごう とりあえずはそこから

とりあえずはそこから

second words

Priceless life

今回のアルバムの収録曲の中で、2番目に古い曲。
YKJがまだ3ピースバンドだった頃に作った曲です。
歌詞の中に「携帯のメモリー」とありますが、このワードがいかに古い曲かを物語ってます。

この頃の僕の歌詞の世界観は、夢と愛(というより恋?)と平和を、
願ったり、祈ったりする曲が多く。
そして、そのテーマをなんとか一曲におさめたい!という傲慢なというか、無茶なというか。
初動で出てきた言葉優先で歌詞を書いていました。
この曲も、歌詞に出てくるどストレートな言葉に「若さ」を感じます。

「次世代ヒーロー」というシングルのカップリング曲として
アコースティックバージョンで一度リリースしている曲で、
YKJとしてもYKJを応援してくれる人にとっても、思い入れのある曲という理由から。
今回アルバム収録の際、歌詞の変更,詰め直しはやりませんでした。
改めてこの曲の歌詞を見つめると、ラブソングよりのテーマの曲だなって思います。

毎日同じようでつまらないとか。何の変哲もない暮らしが退屈だとか。
どうして人間はこんな生き物なんだとか。どうして世の中こうなんだとか。。
何が幸せで何が不幸せなのか分からなかった。
冷めて見てしまう世界や景色がたくさんあった。

そんな中で目の前にいる君だけはどうしていつも僕に笑いかけてくれるのか。
どうして君が笑ってくれると僕も自然と笑顔になれたのか。

そんな些細な小さな事が、どこか遠くの方まで繋がっていくような世界になれば、
この世界はとても美しい世界になるのではないか。
そんな願いのこもった一曲なのではと、歌詞を改めて見つめながら思います。

このアルバムの最後の曲「輝く世界」と近い世界観の曲だなあと、
この解説を書きながら思ってしまった。

Information

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NEW ALBUM 「second world」